CMNPDとは?天然物データベースを活用した次世代の効率的創薬アプローチ
1.はじめに:なぜ今、天然物データベースが注目されるのか 創薬の歴史において、ペニシリンやイベルメクチンのように、天然物は常に画期的な医薬品の源泉となってきました。しかし、未知の素材から有効成分を特定する従来の手法は、膨 […]
海洋天然物研究を支援するために開発された、手作業によるキュレーションが行われているオープンアクセスの知識ベースです。
主な特徴は以下の通りです:
豊富なデータ量: 約32,000種類の化学物質、3,300種以上の由来生物、および72,000件を超える生物活性データを収録しています。
包括的な情報提供: 化学構造や物理化学的特性だけでなく、由来生物の分類学・地理的分布、薬物動態(ADMET)予測、詳細な文献情報などが統合されています。
創薬への活用: 構造の新規性確認(デレプリケーション)、リード化合物の発見、構造活性相関(SAR)のデータマイニングなど、コンピュータを用いた次世代の創薬研究に特化したプラットフォームです。
元々は海洋資源に特化したデータベース(Comprehensive Marine Natural Products Database)として公開されましたが、北京大学や中国医学科学院の研究者らによって運営されており、海洋天然物を起点とした創薬研究における世界的なリソースとなっています。
1.はじめに:なぜ今、天然物データベースが注目されるのか 創薬の歴史において、ペニシリンやイベルメクチンのように、天然物は常に画期的な医薬品の源泉となってきました。しかし、未知の素材から有効成分を特定する従来の手法は、膨 […]