デジタルバイオマーカー

デジタルバイオマーカーとは、スマートフォンやウェアラブルデバイス(スマートウォッチなど)といったデジタル機器を用いて収集される、客観的で定量的な生体データや行動データのことです。従来の血液検査や画像診断とは異なり、日常生活の中で継続的に、かつ利用者に負担をかけずに健康状態を測定できるのが大きな特徴です。例えば、歩行パターン、心拍数、睡眠時間、スマートフォンの操作パターン、声のトーンなどがデジタルバイオマーカーとして活用され、病気の早期発見や重症度の評価、治療効果の測定などに役立てられます。